年齢による生理の変化

女性のカラダは年齢とともに変化しています。
それに大きく関係しているのが、
「女性ホルモン」です。
女性ホルモンの分泌量は年齢によって異なり、
変動にともなって生理や
生理痛の特徴も変わってきます。

女性ホルモンの変化

女性ホルモンの変化

思春期(8〜18才ごろ)

丸みを帯びたカラダになり、
徐々に大人の女性になる準備が始まります。
女性ホルモンの分泌が不安定なため、
生理周期や経血量も不規則でバラバラな時期です。
生理痛(月経困難症)も起きやすいといわれています。

思春期はカラダもココロも変化する大切な時期です。

矢印

性成熟期 (18才ごろ~40代前半)

女性ホルモンがしっかりと分泌されるようになり、
妊娠・出産に適した時期といえます。
一般的には、生理周期も安定し、生理痛は
少しずつ軽くなるといわれていますが、
この時期から、子宮内膜症や子宮筋腫、
子宮腺筋症などの婦人科系の病気に
かかる可能性が高まるので注意が必要です。

生理前のイライラや不調といった、
PMS(月経前症候群)も起きやすい年代です。

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更年期 (40代後半〜50代前半)

閉経の前後合わせて10年間を更年期といいます。
女性ホルモンの分泌が急に低下し、
生理周期や経血量も不規則になり、やがて閉経を迎えます。 自律神経の症状や精神症状など、
更年期症状が出現する時期でもあります。
更年期になってから生理が不規則になり、
不正出血と区別がつかない方もいらっしゃいますが、
予期せぬ出血や茶色いおりものがある場合は
子宮の病気の可能性も考えられるため、
婦人科の受診をオススメします。

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老年期 (50代後半~)

老年期に入ると卵巣からの
女性ホルモンの分泌がなくなります。
女性ホルモンがなくなることで
生活習慣病(骨粗鬆症・高血圧・高脂血症)などの
リスクが上昇してきます。

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年齢による生理の変化を正しく知り、
きちんと自分の身体と向き合うことを
心がけましょう。

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