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「ノーシン」が日本ネーミング大賞2022レジェンド賞を受賞!
2022/12/02
株式会社アラクス(本社:名古屋市、代表取締役社長 荒川愼太郎)の「ノーシン」は、社団法人日本ネーミング協会が主催する「日本ネーミング大賞2022」(https://j-naming-award.jp/)において、レジェンド賞を受賞しました。
【受賞理由】
レジェンド賞は全ての受賞対象の中で、長きにわたり愛され、偉大な功績をあげたネーミングと認めるもの、となります。貴社の「ノーシン」におかれましては、ネーミングの由来は諸説ありつつも成分名や難しい言葉でなく「覚えやすく落ち着いた響き」で、今も愛され続け慣れ親しまれているネーミングであると、2022年のレジェンド賞として賞賛すべきネーミングと評されました。
【受賞コメント】
日本ネーミング大賞2022レジェンド賞受賞の報に接し大変光栄に思います。多くの方々に支えられてきたノーシンは、「頭痛などの痛みをすぐに鎮めたい」という皆様の声にお応えしようと、有効性と安全性をベースに処方開発や改良、服用のしやすさを追求して剤型開発を進めてまいりました。そして、わずかな背景の違いも見逃さずにニーズを見出してきたブランド各種製品も同じように多くの方々に受け入れていただき今日に至っております。また、ノーシンを販売いただく小売企業様からは、社名ではなく「ノーシンさん」と呼んでいただいておりました。今回の受賞ではノーシンが覚えやすく落ち着いた響きであると評価いただきましたが、これはひとえにステークホルダーの皆様に愛情をもって育てていただいた賜物と感謝申し上げる次第です。当社はノーシンがこれから先もこれまで同様に皆様とともにあるブランドであり続けるように弛まぬ努力を続けてまいります。
【日本ネーミング大賞】
ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化をゆたかにし、産業の発展に寄与することを目的に、賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰するアワードです。
第3回の開催となった今回は、2021年10月1日から2022年9月30日までの間に、日本国内で販売または提供されている「商品名」「サービス名」「社名」等であり、そのネーミングは商標登録されているものが対象となり、740件の中から全7部門の優秀賞、審査委員特別賞・レジェンド賞などが決定されました。
【ノーシン】
ノーシンは1918年に製造販売を開始し、100年ブランドの仲間入りを果たした鎮痛解熱薬です。現在は9種25アイテムを展開するブランドに成長し、その中核を成すノーシンは有効成分にアセトアミノフェン、エテンザミド、カフェイン水和物を配合したACE処方で、頭痛や発熱に速くよく効きます。胃を荒らす成分が含まれていないので胃にやさしいうえに、眠くなる成分も含まれておりません。また、さらさらの散剤をのみ残すことなく、服用いただきやすいように天然の素材を使用した薬包紙で包装しております。
【ネーミングの由来】
製品名の由来に関する資料は残念ながら残っておりませんが、社内では諸説あることが先人より語り継がれております。最も有力であると言われておりますのが「脳が新しくなったようにスカッと頭痛が治る薬」という意味の「脳新」説です。この他、脳神経薬である「脳神経の薬」を略した「脳神」説、中国の医薬の神様「神農」をひっくり返した「農神」説がございます。