耐熱容器ににんじん、ごぼう、しいたけ、こんにゃく、ごま油を入れて軽く混ぜる。ラップをかけ、電子レンジで5分(600Wの場合)加熱する。オクラとAを加えて、さらに5分加熱する。
※電子レンジのW数に合わせて、
加熱時間を調整してください。
ガンコ便秘の改善のため、食べ物の選び方はとても大切。積極的に摂りたいのが食物繊維です。善玉菌のエサとなる「水溶性食物繊維」と、便のカサを増やして腸を刺激してくれる「不溶性食物繊維」を摂ることで、腸のぜん動運動を促すよう働きます。他にも、善玉菌のエサになる「オリゴ糖」や、有用菌(善玉菌)を含む「発酵食品」を摂り、腸内環境を整えていきましょう。
働き | 含有量の多い食品 | |
水溶性食物繊維 | 善玉菌のエサとなる腸活成分 | 大麦、納豆、ごぼう、オクラ、なめこ、アボカド、ほうれんそう、キウイ、海藻類 |
不溶性食物繊維 | 便の量を増やし、腸の運動を促す | 玄米、いも類、豆類、きのこ類、ブロッコリー、ニラ |
オリゴ糖 | 善玉菌のエサとなる腸活成分 | ごぼう、玉ねぎ、バナナ、大豆、はちみつ、てんさい糖 |
発酵食品 | 麹菌や乳酸菌が腸内フローラに作用 | 納豆、みそ、しょうゆ、ぬか漬け、キムチ、ヨーグルト |
腸の動きをよくするために大切なのが食物繊維。「腸スッキリスープ」は、不溶性と水溶性の食物繊維をいずれも含み、1杯分で合計4g以上摂取できます。毎日続けましょう!
監修:川本 徹先生/医師、みなと芝クリニック名誉院長
●材料(2人分) 1人分57kcal
にんじん
1/3本(50g)
ごぼう
(皮は包丁の背でこそげ落とす)
1/3本(50g)
しいたけ
(軸は取る)
2個
こんにゃく
50g
オクラ
(ガクは取る)
4本
ごま油
小さじ1
A
だし汁
(水300ml+和風顆粒だし小さじ1/4でもOK)
300ml
しょうゆ
小さじ2
塩
少々
●作り方
1.食材は食べやすい大きさに切る。
2.鍋にごま油をひいて中〜弱火で熱し、
にんじん、ごぼう、しいたけ、こんにゃくを入れて
焦げないように5分炒める。
食材に火が通ったらオクラとAを加えて弱火で3分煮る。
3.お好みで塩を加え、味をととのえる。
耐熱容器ににんじん、ごぼう、しいたけ、こんにゃく、ごま油を入れて軽く混ぜる。ラップをかけ、電子レンジで5分(600Wの場合)加熱する。オクラとAを加えて、さらに5分加熱する。
※電子レンジのW数に合わせて、
加熱時間を調整してください。
【具をストックしておく】
しいたけやにんじんなどの野菜は、カットして冷凍保存が便利。
使いたいときに使いたい分だけ取り出してそのままスープに。
【好みで味をアレンジする】
お酢を入れて風味をプラスするのもおすすめ。
しょうゆの代わりに、みそ大さじ2を入れるとおいしいみそ汁に。
腸内細菌のバランスを整えるとされる「食物繊維」や「オリゴ糖」が含まれる食品や「発酵食品」などは、外食になると不足しがち。でもしっかり選べば、これらが摂れる食品やメニューも。外食でも腸活できる「快腸食」をご紹介します。
●もち麦や雑穀米、玄米のおにぎり
食物繊維が豊富。特に麦は水溶性食物繊維も摂れる優秀食材
●ひじきや海藻、ネバネバ食品のおかず
海藻やネバネバ食品には、不足しがちな水溶性食物繊維が豊富
●豚汁、けんちん汁など具だくさんな汁物
汁物に使うみその発酵食品効果に加え、多様な栄養が摂れて腸内バランス力がUP
コンビニ食に多い食品添加物は、腸を荒らす原因に。原材料を見て、添加物の表記が多い物は控えて。
●和定食
きんぴらごぼうや、漬物、みそ汁など腸にいい食品をまとめて摂れます
●イタリアン
オリーブオイルの「オレイン酸」は、腸を刺激しスムーズな排便に。
きのこを使ったメニューなどを選ぶと◎
●中華定食
青椒肉絲のたけのこ、ニラレバのニラなど食物繊維の多い食材の定食が◎
ラーメン、牛丼といった単品メニューは、炭水化物過多で腸によい食材が少ないことが多い傾向が。
●豆乳オレ
豆乳に含まれるオリゴ糖が善玉菌のエサに
●ココア
カカオ由来の食物繊維「リグニン」が快便にお役立ち
●ライ麦や全粒粉のサンドイッチ
未精製の穀類は食物繊維が豊富。具材は発酵食品のナチュラルチーズがオススメ
●フルーツパンケーキ
りんごなどの果物から、水溶性食物繊維の「ペクチン」を摂取
脂質や糖質の摂りすぎは、腸内環境を乱すとされています。生クリームたっぷりのスイーツは控えめに。
●梅干し入り焼酎
梅干しの酸味は腸を刺激して快便にお役立ち
●もろきゅう
発酵食品のみそを生で摂って、有用菌をゲット!
●玉ねぎスライス
腸内細菌を増やすオリゴ糖が摂れる腸活食
●枝豆
おつまみの定番、枝豆は食物繊維やオリゴ糖摂取にまず食べて!
●バターコーン
水溶性、不溶性のW食物繊維が豊富で腸の健康をサポート
動物性脂肪や揚げ物の油は悪玉菌の好物なので控えめに。もちろんアルコールの飲み過ぎもNG。
慢性のガンコな便秘の改善には不可欠とも言われるほど、運動は大切な快便習慣です。体を動かすことで腸が刺激されて動きがよくなったり、自律神経が整って腸内環境がよくなるといった効果もあります。ウォーキングなどの有酸素運動、お腹の筋トレ、ストレッチやヨガなどを習慣的に行いましょう。マッサージによるケアも効果的に作用します。
動きの鈍い腸を体の外からしっかり刺激し、腸の動きを促すことで、滞った便を排出しやすくするマッサージ。トイレに入ってから行うことで、気持ちの良い排便をサポートします。
監修:齊藤早苗先生
コロンハイドロセラピスト・対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座 腸内洗浄部門部長
「便だまりポイント刺激」でガンコなたまり便を流す
腸の上部とコーナー部分、下部のS状結腸・直腸あたりは「便だまりポイント」。まず、コーナーを刺激した後、お腹の肉をギュッとはさんで腸全体に刺激を与えていきます。
左右のわき腹の、ろっ骨のすぐ下を親指とその他の指ではさみ、指の腹で20回もみほぐす。
左右のそけい部の中央にこぶしを当てて前屈し、5秒キープして戻す。5秒休んでから、同様にあと2回行う。
両手のこぶしをわき腹のろっ骨のすぐ下に当て、グーッと内側へ押し込んで20秒キープ。呼吸は止めないで。
両手のひらの付け根をろっ骨の下に当て、お腹に圧をかけながらくるくると20回押し回す。
両手のひらの付け根をろっ骨の下に当て、左右からギュッと限界まではさむ。おへその横、下腹も同様に行う。3回くり返す。